今日も今日とて

あの人のことを考えていた

会話のひとつひとつ、そのニュアンスをはかりかねている。


あのときの一言、表情、「<うざい>と思われてるのかな」と、勝手に落ち込んでる。というか、そんな状態がここ一週間くらいずっと続いている。どうしても、言葉・表情に悪意(そんなに強い意味じゃなくて、よいか悪いかで言えば「悪い」くらいのニュアンス)を読み取ってしまう。
考えすぎかな、とも思う。実際、それらを都合よく解釈することも可能と言えなくもない。でも、どうしてもそっちの方で確信できなくて、また同じ地点に立っている。


そういう逡巡はあまり気持ちのいいことではなくて、できればしばらくの間コンタクトをとらずに、冷静な自分を取り戻したい、とも思うんだけど、仕事のある日は毎日会うし、実務上コミュニケーションをとる必要の多い相手なので、そういうわけにもいかない。
本当はもっとしゃべりたいよ。仕事だけじゃなくて、もっとくだらないこと、自分はもっと面白い人間なんだって(どんだけナルシズム!)知ってもらいたいよ。でも、どうすればいいかわからないし、第一、その人が自分を好きになってくれるなんて、どうしても想像できないんだ


おそらく、僕は人の<好意>を信じることができないんだろう。自分に対する<好意>の存在を信じることができないんだろう。たとえ手をとられて、慈愛をこめた目で見つめられても。きつくきつく抱きしめられたとしても。
くだらないけどね。

そして僕は石になる


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