カポーティ

伝記ものにありがちな、淡々とした語り口が、
「どちらかに肩入れする」というスタンスを排除し、
見やすかった。


作家としての執着(結末<処刑>がなけりゃ完成できない!)や追求心(囚人との密接なコンタクト)から、自身の「冷徹さ」と「人間的感情」の境界があいまいになっていく。


フィリップ・シーモア・ホフマンはやっぱスゲー。