小林賢太郎 LIVE POTSUNEN2011「THE SPOT」 2011/ 5/28(19:00) 神奈川芸術劇場


すごい!ラーメンズは実在したんだ!(妄言


実は、横浜周辺へひとりで行く、というのが初めてで、事前にそれほど入念でない下調べ(Google Mapなど)をして当日に備えたわけですが、関内から神奈川芸術劇場(KAAT)までそれほど遠くなかったので、さほど道に迷わずに済みました。

計画では横浜スタジアムをぐるっと回って海手(山下公園?)方面に向かってしばらく歩く、という風に考えていて、途中までは順調でした。そこでちょっと振りかえったら、







!
別に中華街行ったことがないわけではないですが、「時間あったら行ってみよう」程度に考えていて実際は道迷う可能性を考えると時間的に厳しいのであきらめていた中華街がこんなに近いとは思わなかったんです。それで、調子に乗ってプラプラしてみたんですが、







案の定現在位置を見失いました。先の写真の門からそれほど離れていなかったので途方に暮れることはなかったんですが、知らない土地に行くときはよくよく注意しなければいけませんね。
ちなみにこの日入ったお店は「京華楼」というお店で、確か四川料理のお店で麻婆豆腐が有名です。なんでこんなことを知っているかというと一度連れていってもらったことがあるからです。今回食べたのは刀削麺(牛バラ)と小龍包でした。刀削麺、自分のイメージと違って、モチモチとしていてとてもおいしかったです。



……で、何の話でしたっけ。ああ舞台見に行った話ですね。すっかり刀削麺の話だと思ってる人のためにもう1回写真貼ります。誰か写りこんでますが気にしないでください。あと後ろのひとは全くの他人です。

で、気を取り直してレビュー用の文体にしますが(ぇ)、
小林さんのひとり舞台であるところの「POTSUNEN」は今回で4回目、それ以前のものはDVDでチェックしたり、、またNHKでやっていた(らしい)「小林賢太郎TV」もDVDで見たんだけど、ラーメンズのものと比べるとちょっと苦手かなあ、という印象があった。


ラーメンズの2人でやっているときは、ボケとツッコミというとちょっと語弊があるんだけど(2人ともボケみたいなものなんだけど)、言葉やアクションの掛け合いによって笑いどころがつかみやすいというか増幅しているというか、非日常的なんだけどわかりやすさみたいのがあると思う。そこをひとりでやると、見ている方に若干のイマジネーションが必要になるんだろうなあ、という印象があった。
しかし、実際の生舞台で見ると全然そんなことはなくて、その場の空気を全部引き込んで、大きな笑いが生まれていた。様々な仕組みあり、アドリブありで、ライブだからこその興奮があった。実は演劇の類は初めて行ったんだけど、これはちょっとすごい体験だなあ、と思った。それに、音楽のライブは大体ツアーでも1場所1回のものがほとんどだけど、1場所3日〜5日間で、1日1回ならともかく週末は2回公演などもしていて、それだけの回数ほぼ同じクオリティでやりとおす集中力というか体力とかもすごいよなあ。
まあ実際のところ「アナグラム」や「あるない」ネタはやっぱり苦手かなあ、とは感じたんだけど。でも「ない慣用句」で落語っぽく喋り倒してからどや顔で決められたら、そこは笑わざるを得ないわけで。
いやしかし、小林さんだけでこれだけ圧倒されるのだから、いつかラーメンズで舞台を見たいなあ、という思いを新たにした日だった。