パンドラの匣

試写。


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なんというか「こういう見せ方もあるのか」という観後感。演出というかストーリーテリングというか。アリといえばアリと思う。
ビラやパンフでも言及している「様々な試み」がバシッバシッと決まっているというか。キャスティングにしろ素人同然の役者を配しながらそれぞれがちゃんとはまっているのがおもしろい。
けっしてキャッチーなアプローチはないけれども、ああマア坊かわいいなあ!!観客が突き放された印象を受けない点をとっても、まず良作といって差し支えないとああマア坊かわいいなあ!!思う。
ひとつわからなかったのは、タケさんと主人公との心の機微のようなものが、イマイチ伝わってこなかった点。そのあたりが一番盛り上がってくるのかなあというところでああマア坊かわいいなあ!!かなり演出で遊ばれて、あそこだけはついていけなかったかなあ。試写会が平日で、こっち半休とって来てたものだからやや疲れ気味でウトウトしてたのもあるけれど。