大変な勘違いをしていたのを

昨日気付きました。


僕はボーカロイドを「鏡音レン・リン」しか持ってないんですけど、男声パートを楽譜通りに馬鹿正直に入力していたのです
端的にいうと、女声パートより1オクターブ下げているんです。これ自体はちょっと音楽のことが分かっていれば当たり前のことです。
しかし、レンくんの声はそうではないんですね。一般的な男声、というよりは、声変わり前の男の子の声、というのが特徴なのです。この声の特徴を生かすには、女声パートと同じ音域で入力する必要がある。
これがわかってないとどういうことが起きるか、というのが以下のリンク先2つを聞き比べるとよくわかります。
結構あちこちで宣伝しててそろそろウザいですか? - A SAME OLD STORY
星野富弘「鈴の鳴る道」より - A SAME OLD STORY
上のリンク先(「同級生」)のレンくんの声は非常にくぐもっている印象なのに対し、
下のリンク先(「春(桜)」「山百合」)の方は非常にハツラツとしてのびやかな感じになっている。で、これが一般的なレンくんの声なわけです。


しかし、二人同時に鳴らしたときにきちんとしたハーモニーになるのか(声質的には確かにレンくんの方が低く感じるけど、音域がぶつかると厚みが出ない?)という点が疑問。混声とかしようと思ったら結構めんどくさいんじゃないんだろうか。
というわけで、KAITOさん欲しいなあ*1。誰か買ってください。

*1:KAITOさん声が柔らかくて、もうちょっとエッジが聞いてほしい気もするが。かといってがくっぽいどはものすごくクセが強そうだし。