中2っぽいこと書いてみたかったわけだが

「やばい」
と感じてとっさに飛び起きて、おそるおそる指先で確かめてみる。多少漏れ出したみたいだが、大惨事には至っていない。よかった。
起きだして洗ったほうがいいか、これくらいなら気にすることないか。夜中に水の音が聞こえてきたら、親が不審に思って覗きに来るかもしれない。


毎日の就寝儀式だったのを、行為の後の虚無感に耐えられなくて、週一以下にしようとしたのがよくなかったのか。それにしても妙な夢だった。雪深い旅館風の建物のフロアにたたずんでいるところに、なぜか彼女がやってきて、身体を密着させようとしてくる。望んでいたか単に状況が飲み込めなかったからか、身動きもできずになすがままにされ、衣服をはがされていく。そして激しい腰のグラインド。そこで急に意識が現実に戻ってきて、あわてて目を覚ました。実際には触ったこともないその身体の感触が、今も背中に残っているようで、また横になり肩をぐりぐり動かしてみる。


彼女に劣情を感じたことはなかった。いや正確には、そのような感情を押さえ込んでいた。行為に及んでいるときでも、彼女の顔が浮かんできそうになると一旦手を止めて、眼前にある、兄の部屋から持ってきた「オカズ」に集中しなおす。彼女にそんな自分の劣情を押し付けたくないし、彼女がそんな僕を見たら、ケダモノを見るような目で僕を蔑むに違いない。第一、彼女をそんな風に汚してはいけないんだ。


ああ、でも。明日彼女の前で、どんな顔すればいいんだ。*1


負け組日記 - 「女の子ばっか被害者かよ」「醜い女装の子」

*1:勢いで書いてしまいました。まさに中2病です。10代ですらないですがorz