昨日の朝ズバ

中学生の自殺のニュースで、「生活指導」について言及する際、「広辞苑」を引いていた。
ちょっと待て。
生活指導がどのように考えられているかを見るなら、「広辞苑」ではなく「六法全書」だろう。学校教育法(かその施行規則)に「生活指導」の項目が設けられているはずだ。
広辞苑」はあくまで国語辞典であり、「生活指導」という語がどういう意味で使われているかを紹介しているにすぎない。
教育に限らず、公的な活動は法律によって、どのように行われるべきか決められている。だから今回の場合は、法律の方で、その活動の定義・方針を確認するべきである。*1


「いやぁ、専門家じゃないから」という話では済まない。これは常識である。

*1:「六法」に載ってるよね?載ってなければ「教育六法」ぐらい揃えなさい。「教育問題」はマスコミの大好物なんだから。