バスタブの排水が直った

バスタブの排水が壊滅的に詰まっていた。
これを書いても信じてもらえないだろうけど、一回シャワーを浴びるたびに、残り湯が一昼夜溜まっていた。ひどいときは三日三晩だ。自分の"一部"だったものを溶かし込んだ石鹸水は、ひどくアクの浮かんだ白濁水のようだ。というかそのものだ。

これでは部屋にオンナを呼べない…

全国の娘さんのいる家庭では、

男性の一人暮らしの部屋に呼ばれたら、トイレがきれいにされているか観察しなさい

と教育されている、と信じて疑わないので、トイレだけはまめに掃除しているのだが、ユニットバスであると風呂の惨状を目の当たりにされてしまう。どころか、"ムフフ"なことになってもシャワーも貸せないのでは、愛想をつかされてしまうのも必至である。
状況を、部屋を仲介してくれた不動産屋に相談し、業者に取り次いでもらったのだが、そこからまた一月弱たって、やっと今回診てもらえることになった。


業者の人は、19時の約束より30分ほど早く来てくれた。水を通してみて抜けが悪いことを確認し、今度はバスタブの外部の排水溝から中の様子を診ているようだった。
ずっと見ていてもできることはないので、タバコをすいながら呆けっとしていると、10分もかからず

終わりましたー

の声。どんなんだったんですか、と聞くと、どうやら髪の毛、それとなにかの容器のキャップが入り込んでいた、ということだった。そのキャップには見覚えがなかった…
原因はともかく、バスタブの水はけは飛躍的に向上し、流れてすぐになくなる、という当たり前のことが当たり前に享受できるようになった。うれしくて、こわくてずっとできなかった風呂の掃除をした。晴れた心のようにピカピカだ。


ということで、自分の部屋に女性を部屋に呼ぶ障壁がなくなった。


全国の"ふじっこ"ファンのレィディたち!
じゃんじゃん僕の部屋に遊びにおいでよ!

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FLEET

review

review

ひとつひとつの理由はわからないんだけど、なぜか試聴し、なぜかそのCDを手に取り、なぜか会計を済まし、なぜかiTuneに放り込んだ。
最近ずっと歌もの、"ロック"と"ポップ"を都合よく取り合わせたようなものを聞いてきたので、自分がこのような音楽を「もって帰ろう」と思ったのはどうしてなのか、というところはいまいち説明できない。
低体温なメロディ、そして歌声。歌詞を読んでみたわけではないけど、どこか醒めた世界観を漂わせる。
(音楽以外の)アーティストの集団がこういう試みをするとどこか自意識が見え隠れして鼻についたり、またこういう雰囲気の音楽というのがそもそも「イタさ全開」に感じられてどうも耳になじまなかったり、というのがずっとあったんだが、彼らの音楽は不思議と"ノイズ"にならない。
もし強引に説明をつけるなら、「彼らの音楽が、今の僕の"心拍数"に合った」、というところなんだろう。"出会い"というのはいつもそういうものだ。


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